2005年 08月 17日
TRIZについて その2:NM法 |
NM法とは、中山正和先生が発案した発想の技法です。
これが、非常によく考えられていて、しかも柔軟性が高いのです。
*中山正和先生の人柄か・・・。
「NM法といえばアナロジー」というくらい類比発想が密接に結びついているのですが、
中山正和先生は、発想の原点は弁証法にあることを主張されているのです。
つまり、アナロジーは発想の手段であって、結局は問題の定義の部分では弁証法的に捉えないと、良い解決策は出ないということなのですね。
*弁証法とはここでは、「2つの異なるものをくっつける」事と(かなり乱暴ですが)理解してください。
例えば、ある問題を解決したいと考えているときのヒントとして、AとBの2つが存在しそう。
しかし、それらには(普通に考えると)なんら関連性が無い。
これを無理やりくっ付ける場合の手段として、アナロジーを使って「あーでもない、こーでもない」と考え続ける。
という感じです。
あと、人間の脳のモデルとして「HBC(ヒューマン・ブレイン・コンピュータ)」を提唱されていますが、それについてはここでは割愛します。興味がある方は聞いてくださいね。
TRIZをうまく使うための技法として、BSとNM法の2つをお話しました。
私は、TRIZコンサルとして活動していますから、TRIZについての説明よりも、「TRIZってどう使ったらいいの?」という話の方を今後したいと思っています。
これが、非常によく考えられていて、しかも柔軟性が高いのです。
*中山正和先生の人柄か・・・。
「NM法といえばアナロジー」というくらい類比発想が密接に結びついているのですが、
中山正和先生は、発想の原点は弁証法にあることを主張されているのです。
つまり、アナロジーは発想の手段であって、結局は問題の定義の部分では弁証法的に捉えないと、良い解決策は出ないということなのですね。
*弁証法とはここでは、「2つの異なるものをくっつける」事と(かなり乱暴ですが)理解してください。
例えば、ある問題を解決したいと考えているときのヒントとして、AとBの2つが存在しそう。
しかし、それらには(普通に考えると)なんら関連性が無い。
これを無理やりくっ付ける場合の手段として、アナロジーを使って「あーでもない、こーでもない」と考え続ける。
という感じです。
あと、人間の脳のモデルとして「HBC(ヒューマン・ブレイン・コンピュータ)」を提唱されていますが、それについてはここでは割愛します。興味がある方は聞いてくださいね。
TRIZをうまく使うための技法として、BSとNM法の2つをお話しました。
私は、TRIZコンサルとして活動していますから、TRIZについての説明よりも、「TRIZってどう使ったらいいの?」という話の方を今後したいと思っています。
by kuwahara_TRIZ
| 2005-08-17 07:54
| TRIZ