2007年 01月 21日
問題の分析で大切な視点:マルチスクリーンと物質-場分析 |
昨夜は、熊本在住のコーチさんの集まり(=新年会)でした。
久しぶりに、熊本市内での飲み会だったので、少し早めに向かったのですが、時間が余ってしまって・・・(笑) 仕方ないので、熊本近代美術館で時間をつぶしてしまいました(爆)
基本的に絵画は好きですから、ぜんぜん気にならずに「有意義な時間を過ごせたなぁ!」って感じですよ。 。。。本当に!
さて、私達が問題を解決するときの思考パターンについてのお話です。
普通は、問題が起きた原因を詳細に手繰っていきますね。
そして、その原因に対して対策を考える。
科学的な問題解決では当たり前のことです。
これをもって「要素還元主義」などという方もいらっしゃいますね。
昔、こんな話を聞いた事があります。
「パソコンが動作する仕組みを知るために、パソコンの部品(=要素)をばらばらに(還元)して調べたとする。それこそCPUやメモリーの働きなどがわかった。では、それらを組み立ててみてパソコンは動作するか?きっと動かない。それは、部品をいくら調べたところでソフトウエアの存在が見つけられないからだ。」
すいません、正確なところはうろ覚えなので、自信がありませんが、大体こんな感じで「要素還元主義」での問題解決への批判だったと思います。
要素還元主義に対するものは「ホーリズム」と言うのだそうです。
ホーリズムとは全体性を見失わないことです。
では、全体性を見失わないためにはどうする?
TRIZ的には、マルチスクリーンと物質-場分析の2つを関連付けて使うことです。
マルチスクリーンでは、時間軸と空間軸の観点で、システム内で何が起きているかを観察する。
物質-場分析では、問題が生じている要素を特定して考える。
*実際の我々のプロセスでは、もう少し補強させますが・・・(笑)
そう、「木も見て、森も見る」という分析スタイルこそ大切なのです。
そして、一つのやり方に固執しない柔軟性。
一見無駄だと思えることにも、労力を惜しまない執着心。
まずは、正しく分析することが必要ですね。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
久しぶりに、熊本市内での飲み会だったので、少し早めに向かったのですが、時間が余ってしまって・・・(笑) 仕方ないので、熊本近代美術館で時間をつぶしてしまいました(爆)
基本的に絵画は好きですから、ぜんぜん気にならずに「有意義な時間を過ごせたなぁ!」って感じですよ。 。。。本当に!
さて、私達が問題を解決するときの思考パターンについてのお話です。
普通は、問題が起きた原因を詳細に手繰っていきますね。
そして、その原因に対して対策を考える。
科学的な問題解決では当たり前のことです。
これをもって「要素還元主義」などという方もいらっしゃいますね。
昔、こんな話を聞いた事があります。
「パソコンが動作する仕組みを知るために、パソコンの部品(=要素)をばらばらに(還元)して調べたとする。それこそCPUやメモリーの働きなどがわかった。では、それらを組み立ててみてパソコンは動作するか?きっと動かない。それは、部品をいくら調べたところでソフトウエアの存在が見つけられないからだ。」
すいません、正確なところはうろ覚えなので、自信がありませんが、大体こんな感じで「要素還元主義」での問題解決への批判だったと思います。
要素還元主義に対するものは「ホーリズム」と言うのだそうです。
ホーリズムとは全体性を見失わないことです。
では、全体性を見失わないためにはどうする?
TRIZ的には、マルチスクリーンと物質-場分析の2つを関連付けて使うことです。
マルチスクリーンでは、時間軸と空間軸の観点で、システム内で何が起きているかを観察する。
物質-場分析では、問題が生じている要素を特定して考える。
*実際の我々のプロセスでは、もう少し補強させますが・・・(笑)
そう、「木も見て、森も見る」という分析スタイルこそ大切なのです。
そして、一つのやり方に固執しない柔軟性。
一見無駄だと思えることにも、労力を惜しまない執着心。
まずは、正しく分析することが必要ですね。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
by kuwahara_TRIZ
| 2007-01-21 18:51
| TRIZ