2006年 09月 05日
塗装の乾き具合の検出:検知と測定問題の標準解 |
塗料の乾き具合をチェックするときに、皆さんはどうしていますか?
例えば、ウッドデッキに塗装した後。
だいたい乾いただろうとタカをくくって手で触ってみると・・・・・。
半乾きの塗料に手形がバッチリ!!なんてこと有りませんか?
こういう問題解決のためにTRIZには、「検出に関する標準解」というものがあります。
その解決への考え方は大きく3つ。
(1).迂回
(2).マーク(新しい物質)を使用する
(3).マーク(改良物質)を使用する
一つ目の「迂回」とは、「測定すると行為を止めることを考えなさい!」という事です。
つまり、「塗装の乾き具合を「触診」で測定する。」ということが、問題を起こしているのだから、「測定しなくてもそれ自身が『乾いた』という情報を与えてくれるようにしなさい。」という提案です。
塗装自身が「乾いたことを(触らなくても)教えてくれる」。
例えば、完全に乾くと色が変るような塗料。
例えば、完全に乾くと良い匂いがする塗料。
などなど・・・・・。
2つ目の「マークを導入する」は、乾いたことを触診以外の方法で知ることができる新しい物質を入れてみる。という提案です。
そうすると、先の「乾くと良いにおいがする塗料」は、こっちのアイデアかな(笑)
他にも、電磁気特性が変化するような物質を入れた塗料など、少しコストが掛かるけど、応用は利きそうです。
3つ目は、すでに内部に持っているものを利用して、解決を図ろうという提案です。
2つ目のアイデアを、内部のリソースを使って実現できないかと考えることになりますから、コストがあまりかからない(笑)はずです(爆)
これって、実は最近の新聞記事を基に、TRIZ的に考えるとしたらとしてみたものです。
ね?
TRIZって、結構使えるでしょう?
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
例えば、ウッドデッキに塗装した後。
だいたい乾いただろうとタカをくくって手で触ってみると・・・・・。
半乾きの塗料に手形がバッチリ!!なんてこと有りませんか?
こういう問題解決のためにTRIZには、「検出に関する標準解」というものがあります。
その解決への考え方は大きく3つ。
(1).迂回
(2).マーク(新しい物質)を使用する
(3).マーク(改良物質)を使用する
一つ目の「迂回」とは、「測定すると行為を止めることを考えなさい!」という事です。
つまり、「塗装の乾き具合を「触診」で測定する。」ということが、問題を起こしているのだから、「測定しなくてもそれ自身が『乾いた』という情報を与えてくれるようにしなさい。」という提案です。
塗装自身が「乾いたことを(触らなくても)教えてくれる」。
例えば、完全に乾くと色が変るような塗料。
例えば、完全に乾くと良い匂いがする塗料。
などなど・・・・・。
2つ目の「マークを導入する」は、乾いたことを触診以外の方法で知ることができる新しい物質を入れてみる。という提案です。
そうすると、先の「乾くと良いにおいがする塗料」は、こっちのアイデアかな(笑)
他にも、電磁気特性が変化するような物質を入れた塗料など、少しコストが掛かるけど、応用は利きそうです。
3つ目は、すでに内部に持っているものを利用して、解決を図ろうという提案です。
2つ目のアイデアを、内部のリソースを使って実現できないかと考えることになりますから、コストがあまりかからない(笑)はずです(爆)
これって、実は最近の新聞記事を基に、TRIZ的に考えるとしたらとしてみたものです。
ね?
TRIZって、結構使えるでしょう?
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
by kuwahara_TRIZ
| 2006-09-05 20:50
| TRIZ