非技術分野でのTRIZ・・・2つの講演を通じて。 |
FB上でも、桜の花の写真や、花見の写真などまさに百花繚乱、春爛漫(笑)
実際に行かなくても、PCを見ながら「花見」ができちゃうという、うれしい(哀しい?)状況です。
さて、先週から今週にかけて、熊本でTRIZについて講演させていただく機会が2回ほどありました。
いつもは、基本的に「メーカー」と呼ばれる製造業の技術者の方々に対して、セミナーをする事が多いのですが、今回は2回とも非製造業の方々への講演。
つまり、いつもの技術者モードでの説明では立ち行かなくなることは明明白白(笑)
ですから、従来の技術的基盤に即したTRIZの話だけではなく、たとえばそれを「ビジネス的にとらえると…」とか、「日常生活での困っていることを解決するためには?」という話も織り交ぜてお話をさせていただきました。
我々は、TRIZとは問題を解決するための思考プロセスだととらえています。
技術の問題であろうと、それ以外であろうと、人間が考えることに大きな違いは無いはずと思っています。
だから、いろいろな場面でTRIZ的な発想、特に逆発想原理とか、災い転じて福となすの原理などは汎用性をもって使えるはずです。
また、もう一つ西洋思想の弁証法。
対立する2つの事象を、一つ上の視点から検討することで、新しい(創造的な)解決策を見出す事もTRIZのマルチスクリーンや究極の理想解的な発想で導き出すことができます。
いつもの仕事と違った刺激を、今回の講演で感じることができました。
同時に、TRIZの世界を広げるチャンスは、まだまだあちこちに落ちているんだなと実感しました。
こういう機会を作ってくださった、財研の畑岡さま、
きんけいファームの栗谷さまに感謝します。
さらには、せっかくの機会を一期一会で終わらせることなく、今後につなげられれば、もっと面白い展開があるのではないかとも感じました。
「壁をつくるのは、自分自身である。」
できないとか、前例がないからとか、言い訳する時間があれば、その壁を乗り越えるべく行動を起こす。
その先は、いばらの道かもしれませんが、自分の成長につながり、お客様への貢献につながると信じています。

写真は、先日、FB仲間の吉瀬さん(洗濯工房ラスカル代表)から、いただいたお茶です。
何でも身体に良いお茶だとか。 ラスカルさん、ありがとうございますm(_ _)m
同じくFBつながりでも、たくさん健康に関するものをいただいております。
いやー、バーチャルな世界がリアルな交流に発展すると、そこにまた新しいつながりが生まれると実感しますね。
日々感謝の念を忘れずに、他人に活かされている自分を改めて認識しつつ。
では、また。