2011年 06月 19日
問題解決とセルフプロデュースの共通点とは… |
ここにきて、九州は完全に梅雨空の毎日です。
しかも、雨の降り方が半端ない…。
東日本の震災といい、なんか日本を含んだ地球がおかしくなっているのかなという感じもしています。
さて、「問題は解決するもの」であり、「課題は達成するもの」という風に技術者は使い分けることがあります。
一般的には、両方の表現を厳密に使い分けることはないでしょう。
「課題解決」と言ったりもしますからね。
・・・まぁ、「問題達成」とは、あまり言わないかもしれませんが(汗)
話を戻して、問題解決という表現は、「現在のシステムが抱えているものが問題であり、それを普通の(問題がない)状態に戻すこと」と言い換えることができます。
一方で、課題達成とは、「ある目標があって、それを実現(達成)させる事であり、そのためのシステム開発」と言い換えることができます。
図でイメージすると下のようになりますね。
問題解決とは、いわゆる「カウンセリング」に近くて、課題達成とは、いわゆる「コーチング」に近い?
うーーーん…必ずしもそうとも言えないような気もしますが(苦笑)
結局、2つは目標のレベルこそ違えど、「あるべき姿と現在の姿とのギャップを埋める行動」とすれば、大差ないのではないかと感じています。
*反論があるのは重々承知しています。
TRIZでは、いわゆる「問題解決型のテーマ」においては、システムの矛盾をあぶりだして発明原理で解決策を出していきます。
「課題達成型」のテーマでは、不足する作用の改善策を、システム進化のパターンや他分野の知識を活用したり、究極の理想解を考えることでアイデアを出していきます。
つまり、TRIZ的思考においては、どちらも対応可能なのだということになります。
・・・・
そこでの、本質的な問題(課題?)は何かと考えると、「目的の設定」ではないでしょうか。
目的があいまいなままで、問題解決や課題達成のプロセスに目が奪われてしまうと、本末転倒になりかねません。
要は、「自分が取り組もうとしている問題の目的は何か?」「その課題達成は、何を目的にして取り組むのか?」という視点ですね。
これって、いわゆる「セルフプロデュース」にも通じるのかなと感じました。
自分の仕事の目的は何か?と考える。
たとえば、私の仕事の目的は、「TRIZを使ってクライアントの抱える問題(課題)解決のお手伝いをすること」です。
もっと言えば、「その体験を通じて、アイデアを出すことの面白さや感動を味わってほしい」ということが本質的な目的なのかもしれません。
・・・・ただ、ちょっと表現が長い(汗)
何か、もっと簡潔に表現する造語でもいいから作ってみようかなと思っているところです。
現時点での候補は「アイデア道場」とか「発想塾」、「TRIZサロン」や「創造性サークル」・・・・。
覚えてもらいやすくて、名は体を表すではないですが、すべてを網羅するのではなく「イメージ」を伝えることが大切なのかなと。
今日も、とりとめのない話でしたが、また次回!
しかも、雨の降り方が半端ない…。
東日本の震災といい、なんか日本を含んだ地球がおかしくなっているのかなという感じもしています。
さて、「問題は解決するもの」であり、「課題は達成するもの」という風に技術者は使い分けることがあります。
一般的には、両方の表現を厳密に使い分けることはないでしょう。
「課題解決」と言ったりもしますからね。
・・・まぁ、「問題達成」とは、あまり言わないかもしれませんが(汗)
話を戻して、問題解決という表現は、「現在のシステムが抱えているものが問題であり、それを普通の(問題がない)状態に戻すこと」と言い換えることができます。
一方で、課題達成とは、「ある目標があって、それを実現(達成)させる事であり、そのためのシステム開発」と言い換えることができます。
図でイメージすると下のようになりますね。
問題解決とは、いわゆる「カウンセリング」に近くて、課題達成とは、いわゆる「コーチング」に近い?
うーーーん…必ずしもそうとも言えないような気もしますが(苦笑)
結局、2つは目標のレベルこそ違えど、「あるべき姿と現在の姿とのギャップを埋める行動」とすれば、大差ないのではないかと感じています。
*反論があるのは重々承知しています。
TRIZでは、いわゆる「問題解決型のテーマ」においては、システムの矛盾をあぶりだして発明原理で解決策を出していきます。
「課題達成型」のテーマでは、不足する作用の改善策を、システム進化のパターンや他分野の知識を活用したり、究極の理想解を考えることでアイデアを出していきます。
つまり、TRIZ的思考においては、どちらも対応可能なのだということになります。
・・・・
そこでの、本質的な問題(課題?)は何かと考えると、「目的の設定」ではないでしょうか。
目的があいまいなままで、問題解決や課題達成のプロセスに目が奪われてしまうと、本末転倒になりかねません。
要は、「自分が取り組もうとしている問題の目的は何か?」「その課題達成は、何を目的にして取り組むのか?」という視点ですね。
これって、いわゆる「セルフプロデュース」にも通じるのかなと感じました。
自分の仕事の目的は何か?と考える。
たとえば、私の仕事の目的は、「TRIZを使ってクライアントの抱える問題(課題)解決のお手伝いをすること」です。
もっと言えば、「その体験を通じて、アイデアを出すことの面白さや感動を味わってほしい」ということが本質的な目的なのかもしれません。
・・・・ただ、ちょっと表現が長い(汗)
何か、もっと簡潔に表現する造語でもいいから作ってみようかなと思っているところです。
現時点での候補は「アイデア道場」とか「発想塾」、「TRIZサロン」や「創造性サークル」・・・・。
覚えてもらいやすくて、名は体を表すではないですが、すべてを網羅するのではなく「イメージ」を伝えることが大切なのかなと。
今日も、とりとめのない話でしたが、また次回!
by kuwahara_triz
| 2011-06-19 11:09
| 徒然草