2010年 12月 16日
読書と創造性に関して… |
今日は寒かったですね。。
まぁ、12月ですから寒いのは当たり前なのですが、あまりに急激な温度の変化は…、年老いた身体にはきつい(苦笑)
さて、私はこれまでいろんな本を読んできました。
小学生のころから、図書館に行ったり、父母にも何とか全集とかを購入してもらったり…。
そういう意味では、読書をするという習慣が比較的身に着いていると思います。
今でも、家にはたくさんの蔵書がありまして、家の増築の際に大工さんに、作りつけの本棚を作ってもらいましたから。
その読書遍歴。
小学生の頃は、伝記物や題名に惹かれての乱読でした。
中学に入ると、松本清張や横溝正史などの推理物や、星新一や小松左京などのSF物に傾倒しました。
高校になると、中国古典や徒然草などから、藤村の「小諸なる古城のほとり」などの詩歌。カミュの異邦人なんかも読んだかな。
大学では、一転「音楽」に傾注してた事もあって、音楽書や楽譜(これは、本とは言わないかな(苦笑))が主に。
社会人になると、今度はハードボイルド系に。北方謙三の「ブラディードール」シリーズや、「強くなければ生きていけないが、やさしくなければ生き行く資格がない」で有名な「大いなる眠り」など。
転職を繰り返して、もう少し自分の能力を高めるために、いわゆるHow to物もたくさん読みました。
P.F.ドラッカーやマイケル・ポーター、野中郁次郎さんをはじめとした、学会や産業界のノンフィクション。
そして今、再び古典に戻ってきているように思います。
荀子や韓非子、老子や孫子などの中国古典。
アリストテレスやヘーゲルなどの西洋古典。
マキュアベリやクラウゼビッツなどの西洋戦略論。
半藤一利さんの数々の太平洋戦争に関する著書。
最近では、「1Q84」シリーズ(笑)
いずれも、読むたびに想像力をかきたてられます。
・・・・
これって、さし絵なんてないから、文章から色々なイメージを広げることで、初めて本のストーリーに入っていくことができます。
そういう意味で、西洋モノは登場人物の名前を覚えるのに苦労するので、本のストリー人物が動き出すのに結構時間がかかったり(苦笑)
冗談はさておき、日本の産業界を再浮上させるためには、イノベーションが欠かせないと思います。
イノベーションとは、創造力ですね。
創造するとは、「想像する」事に他ならないと思うのです。
・・・・
我々は、良いアイデアを生み出すために、右脳を活用しよう!と指導しています。
しかし、本当の意味での想像性とは、左脳と右脳のバランスのもとに生れ出るのではないのではないかと思うのです。
つまり、言語データの意味を左脳で処理する事で、右脳でそれに関連するイメージを形作る。
そして、それを最終的に表現するのは左脳。
右脳が創造性をつかさどり、左脳は論理的思考を強みとするというのは、俗説なんだと感じています。
結局、いろんな本に親しんで、そこから自分がどのようなイメージを作りだすのか。
これって、結構仕事に役立つかもよ(笑)
・・・・
次回は、昨今の技術者事情についての私見を書いてみたいなと思っています。
では、みなさま、風邪などひかないように十分体調管理しましょうね。
まぁ、12月ですから寒いのは当たり前なのですが、あまりに急激な温度の変化は…、年老いた身体にはきつい(苦笑)
さて、私はこれまでいろんな本を読んできました。
小学生のころから、図書館に行ったり、父母にも何とか全集とかを購入してもらったり…。
そういう意味では、読書をするという習慣が比較的身に着いていると思います。
今でも、家にはたくさんの蔵書がありまして、家の増築の際に大工さんに、作りつけの本棚を作ってもらいましたから。
その読書遍歴。
小学生の頃は、伝記物や題名に惹かれての乱読でした。
中学に入ると、松本清張や横溝正史などの推理物や、星新一や小松左京などのSF物に傾倒しました。
高校になると、中国古典や徒然草などから、藤村の「小諸なる古城のほとり」などの詩歌。カミュの異邦人なんかも読んだかな。
大学では、一転「音楽」に傾注してた事もあって、音楽書や楽譜(これは、本とは言わないかな(苦笑))が主に。
社会人になると、今度はハードボイルド系に。北方謙三の「ブラディードール」シリーズや、「強くなければ生きていけないが、やさしくなければ生き行く資格がない」で有名な「大いなる眠り」など。
転職を繰り返して、もう少し自分の能力を高めるために、いわゆるHow to物もたくさん読みました。
P.F.ドラッカーやマイケル・ポーター、野中郁次郎さんをはじめとした、学会や産業界のノンフィクション。
そして今、再び古典に戻ってきているように思います。
荀子や韓非子、老子や孫子などの中国古典。
アリストテレスやヘーゲルなどの西洋古典。
マキュアベリやクラウゼビッツなどの西洋戦略論。
半藤一利さんの数々の太平洋戦争に関する著書。
最近では、「1Q84」シリーズ(笑)
いずれも、読むたびに想像力をかきたてられます。
・・・・
これって、さし絵なんてないから、文章から色々なイメージを広げることで、初めて本のストーリーに入っていくことができます。
そういう意味で、西洋モノは登場人物の名前を覚えるのに苦労するので、本のストリー人物が動き出すのに結構時間がかかったり(苦笑)
冗談はさておき、日本の産業界を再浮上させるためには、イノベーションが欠かせないと思います。
イノベーションとは、創造力ですね。
創造するとは、「想像する」事に他ならないと思うのです。
・・・・
我々は、良いアイデアを生み出すために、右脳を活用しよう!と指導しています。
しかし、本当の意味での想像性とは、左脳と右脳のバランスのもとに生れ出るのではないのではないかと思うのです。
つまり、言語データの意味を左脳で処理する事で、右脳でそれに関連するイメージを形作る。
そして、それを最終的に表現するのは左脳。
右脳が創造性をつかさどり、左脳は論理的思考を強みとするというのは、俗説なんだと感じています。
結局、いろんな本に親しんで、そこから自分がどのようなイメージを作りだすのか。
これって、結構仕事に役立つかもよ(笑)
・・・・
次回は、昨今の技術者事情についての私見を書いてみたいなと思っています。
では、みなさま、風邪などひかないように十分体調管理しましょうね。
by kuwahara_TRIZ
| 2010-12-16 21:47
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