TRIZ(発明的問題解決理論)による企業の「創造開花」を目指して日々行動しているコンサルタントです。TRIZに限らず創造性に関するいろいろな話題を綴っていきます。更新が滞った時は、Facebookを覗いてみてください。
by kuwahara_TRIZ
プロフィール
桑原正浩
(Kuwahara Masahiro)
株式会社アイデア
コンサルティングセンター長
兼シニアコンサルタント。
これまでの開発経験を元に、いろいろな企業の「TRIZを使った問題解決」のコンサルティングを全国で活動中。
趣味は、ビジネス書、絵画鑑賞、クラシック音楽、サッカー、ゴルフなど広く浅く。
バラや梅、沈丁花など花が咲く木が好きです。
最近は、熊本でコーチングも始めたらしい(笑)
関連リンク
桑原正浩Facebook
株式会社アイデアのHP
(Kuwahara Masahiro)
株式会社アイデア
コンサルティングセンター長
兼シニアコンサルタント。
これまでの開発経験を元に、いろいろな企業の「TRIZを使った問題解決」のコンサルティングを全国で活動中。
趣味は、ビジネス書、絵画鑑賞、クラシック音楽、サッカー、ゴルフなど広く浅く。
バラや梅、沈丁花など花が咲く木が好きです。
最近は、熊本でコーチングも始めたらしい(笑)
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子路、政(まつりごと)を問う…。
新年度が始まったばかりです。
昨年のもろもろのことを踏まえて、「今年こそは!」とさらなる飛躍を期している方々も多いと思います。
・・・もちろん、私もその一人(のつもり)です^^。
自分の強みを活かしつつも、さらなるリベラルアーツを身に着けて、もう一段人間的にも成長したいなと。
そういう時に開いた論語で…
子路、政(まつりごと)を問う。子曰く、「これに先んじ、これを労す。」益を請う。曰く「倦むことなかれ」
(子路第13)
子路が政治家としての心構えについて尋ねた。孔子が答えるには、
「自分から率先し、苦労することだよ。」
「それだけでしょうか?」
「途中で投げ出さないことだよ。」
もちろん、これは政治をつかさどる人達への箴言と受け取れます。
実際にここ最近の日本でも、「倦んだ」政治家が山ほどいますね。
政治は、その国の将来を見据えた行動が求められていると思うのです。
そういう意味でも、信念を持って行動していく覚悟を持った骨太の政治家の出現が…。
江戸から明治への、維新を起こした人たち。
そして、その後の「明治」という新しい国をつくった人たちが持ってた教養は、まさに「リベラルアーツ」だったんでしょうね。
・・・・・
ただ、これは政治家の話ではなくて、企業人としての仕事、さらには人間としての生き方にも適用できるのではないかと思いました。
知識ばかりを詰め込んで、口先ばかりで仕事をする。(あ!俺のこと?(汗))
実際に行動し、その中でいろいろなことを経験しつつも、あきらめずにやり抜く、まさに「行動力」と「情熱」。
新しいことを始めるにあたっては、もちろんいろんなことを事前に勉強します。
ただ、それで満足していないか?
たとえば、ドラッカー。
本を読んだだけで、彼の行動をまねして実行しない。
朝活と称して、読書会をするだけでわかった気になる。
創造の原点は、「模倣と組合せ」です。
模倣は、自分の方をつくるためにくりかえし行動してこそ身に着くものです。
そして自分のものにした、多くの模倣を組み合わせることで、新しい創造は生まれる。
・・・そのためには「倦んで」はだめなんです。
いまの自分を振り返って、自分を鼓舞するための言葉として、心においておきたい言葉です。
では、亦。
昨年のもろもろのことを踏まえて、「今年こそは!」とさらなる飛躍を期している方々も多いと思います。
・・・もちろん、私もその一人(のつもり)です^^。
自分の強みを活かしつつも、さらなるリベラルアーツを身に着けて、もう一段人間的にも成長したいなと。
そういう時に開いた論語で…
子路、政(まつりごと)を問う。子曰く、「これに先んじ、これを労す。」益を請う。曰く「倦むことなかれ」
(子路第13)
子路が政治家としての心構えについて尋ねた。孔子が答えるには、
「自分から率先し、苦労することだよ。」
「それだけでしょうか?」
「途中で投げ出さないことだよ。」
もちろん、これは政治をつかさどる人達への箴言と受け取れます。
実際にここ最近の日本でも、「倦んだ」政治家が山ほどいますね。
政治は、その国の将来を見据えた行動が求められていると思うのです。
そういう意味でも、信念を持って行動していく覚悟を持った骨太の政治家の出現が…。
江戸から明治への、維新を起こした人たち。
そして、その後の「明治」という新しい国をつくった人たちが持ってた教養は、まさに「リベラルアーツ」だったんでしょうね。
・・・・・
ただ、これは政治家の話ではなくて、企業人としての仕事、さらには人間としての生き方にも適用できるのではないかと思いました。
知識ばかりを詰め込んで、口先ばかりで仕事をする。(あ!俺のこと?(汗))
実際に行動し、その中でいろいろなことを経験しつつも、あきらめずにやり抜く、まさに「行動力」と「情熱」。
新しいことを始めるにあたっては、もちろんいろんなことを事前に勉強します。
ただ、それで満足していないか?
たとえば、ドラッカー。
本を読んだだけで、彼の行動をまねして実行しない。
朝活と称して、読書会をするだけでわかった気になる。
創造の原点は、「模倣と組合せ」です。
模倣は、自分の方をつくるためにくりかえし行動してこそ身に着くものです。
そして自分のものにした、多くの模倣を組み合わせることで、新しい創造は生まれる。
・・・そのためには「倦んで」はだめなんです。
いまの自分を振り返って、自分を鼓舞するための言葉として、心においておきたい言葉です。
では、亦。
非技術分野でのTRIZ・・・2つの講演を通じて。
この週末は、日本各地で花見の宴が行われていますね。
FB上でも、桜の花の写真や、花見の写真などまさに百花繚乱、春爛漫(笑)
実際に行かなくても、PCを見ながら「花見」ができちゃうという、うれしい(哀しい?)状況です。
さて、先週から今週にかけて、熊本でTRIZについて講演させていただく機会が2回ほどありました。
いつもは、基本的に「メーカー」と呼ばれる製造業の技術者の方々に対して、セミナーをする事が多いのですが、今回は2回とも非製造業の方々への講演。
つまり、いつもの技術者モードでの説明では立ち行かなくなることは明明白白(笑)
ですから、従来の技術的基盤に即したTRIZの話だけではなく、たとえばそれを「ビジネス的にとらえると…」とか、「日常生活での困っていることを解決するためには?」という話も織り交ぜてお話をさせていただきました。
我々は、TRIZとは問題を解決するための思考プロセスだととらえています。
技術の問題であろうと、それ以外であろうと、人間が考えることに大きな違いは無いはずと思っています。
だから、いろいろな場面でTRIZ的な発想、特に逆発想原理とか、災い転じて福となすの原理などは汎用性をもって使えるはずです。
また、もう一つ西洋思想の弁証法。
対立する2つの事象を、一つ上の視点から検討することで、新しい(創造的な)解決策を見出す事もTRIZのマルチスクリーンや究極の理想解的な発想で導き出すことができます。
いつもの仕事と違った刺激を、今回の講演で感じることができました。
同時に、TRIZの世界を広げるチャンスは、まだまだあちこちに落ちているんだなと実感しました。
こういう機会を作ってくださった、財研の畑岡さま、
きんけいファームの栗谷さまに感謝します。
さらには、せっかくの機会を一期一会で終わらせることなく、今後につなげられれば、もっと面白い展開があるのではないかとも感じました。
「壁をつくるのは、自分自身である。」
できないとか、前例がないからとか、言い訳する時間があれば、その壁を乗り越えるべく行動を起こす。
その先は、いばらの道かもしれませんが、自分の成長につながり、お客様への貢献につながると信じています。

写真は、先日、FB仲間の吉瀬さん(洗濯工房ラスカル代表)から、いただいたお茶です。
何でも身体に良いお茶だとか。 ラスカルさん、ありがとうございますm(_ _)m
同じくFBつながりでも、たくさん健康に関するものをいただいております。
いやー、バーチャルな世界がリアルな交流に発展すると、そこにまた新しいつながりが生まれると実感しますね。
日々感謝の念を忘れずに、他人に活かされている自分を改めて認識しつつ。
では、また。
FB上でも、桜の花の写真や、花見の写真などまさに百花繚乱、春爛漫(笑)
実際に行かなくても、PCを見ながら「花見」ができちゃうという、うれしい(哀しい?)状況です。
さて、先週から今週にかけて、熊本でTRIZについて講演させていただく機会が2回ほどありました。
いつもは、基本的に「メーカー」と呼ばれる製造業の技術者の方々に対して、セミナーをする事が多いのですが、今回は2回とも非製造業の方々への講演。
つまり、いつもの技術者モードでの説明では立ち行かなくなることは明明白白(笑)
ですから、従来の技術的基盤に即したTRIZの話だけではなく、たとえばそれを「ビジネス的にとらえると…」とか、「日常生活での困っていることを解決するためには?」という話も織り交ぜてお話をさせていただきました。
我々は、TRIZとは問題を解決するための思考プロセスだととらえています。
技術の問題であろうと、それ以外であろうと、人間が考えることに大きな違いは無いはずと思っています。
だから、いろいろな場面でTRIZ的な発想、特に逆発想原理とか、災い転じて福となすの原理などは汎用性をもって使えるはずです。
また、もう一つ西洋思想の弁証法。
対立する2つの事象を、一つ上の視点から検討することで、新しい(創造的な)解決策を見出す事もTRIZのマルチスクリーンや究極の理想解的な発想で導き出すことができます。
いつもの仕事と違った刺激を、今回の講演で感じることができました。
同時に、TRIZの世界を広げるチャンスは、まだまだあちこちに落ちているんだなと実感しました。
こういう機会を作ってくださった、財研の畑岡さま、
きんけいファームの栗谷さまに感謝します。
さらには、せっかくの機会を一期一会で終わらせることなく、今後につなげられれば、もっと面白い展開があるのではないかとも感じました。
「壁をつくるのは、自分自身である。」
できないとか、前例がないからとか、言い訳する時間があれば、その壁を乗り越えるべく行動を起こす。
その先は、いばらの道かもしれませんが、自分の成長につながり、お客様への貢献につながると信じています。

写真は、先日、FB仲間の吉瀬さん(洗濯工房ラスカル代表)から、いただいたお茶です。
何でも身体に良いお茶だとか。 ラスカルさん、ありがとうございますm(_ _)m
同じくFBつながりでも、たくさん健康に関するものをいただいております。
いやー、バーチャルな世界がリアルな交流に発展すると、そこにまた新しいつながりが生まれると実感しますね。
日々感謝の念を忘れずに、他人に活かされている自分を改めて認識しつつ。
では、また。
「災い転じて福となす」の原理と老荘思想って・・・
今日は4月1日。新年度の始まりです。
FBを開いたら、好天の元の桜の下、あちこちで花見の写真がアップされてますね^^ 気持ちいいだろうなぁ…。
写真は、我が家で満開になった「雪柳」です。

さて、今朝日曜日恒例のがっちりマンデーを見てたら、和歌山県の特産品「備長炭」の話が出てました。
備長炭は「ウバメガシ」から作る良質の炭で、とても付加価値が高い。
で、それがどうやって生まれたかと言うと…。
備長炭の原料であるウバメガシは、樫の木の一種です。だからとても堅い。
しかし、紀州和歌山の海風を受けて曲がっているため、どうしようもないことから、それを「炭」にしたらどう何だろう?と言う発想から生まれたものなんだそうです。
そうすると、曲がっているために建材には使えなくても「炭」にすることで、堅くて長持ちする良い炭ができたというわけです。
これを見て、いろいろなことを思いました。
真っ先に頭に浮かんだのが、私の仕事であるTRIZの「災い転じて福となすの原理」だ!と言う事。
曲がっているということから、そのままでは使い物にならない。では矯正するかと言うとそれも難しい。
じゃ、曲がって使い物にならないのなら、燃やしてしまえ!ということで、「備長炭」というとてもいい効果が得られた。
自分たちが抱えている問題の「負」の側面を嘆くだけではなく、「負」だからこそ、それを「正(価値)」に変える方法が無いかと考える事。
「負」を受け入れて、あえてその良いところを探して伸ばしてあげることって、モノだけではなくて「人間」にも言えるのではないかな?
まぁ人間の場合は、ある人が「負」と言っても、別の人から見れば「正」の場合も多々あるわけで…。
その人に対する先入観を排するだけで、良い面が見えてくることも多いと思いました。
で、それは中国思想「荘子」の主張する「無用の用」にも通じますね。
一見すると役に立たない(用がない)ようなものでも、必ず役に立つこと(用)があるという意味。
いずれも逍遥遊篇に出て来る「大瓢 用なし」のくだりや「樗の木」の話など、近視的な有用ばかりに目が行ってしまう人間の性を痛烈に批判しています。
老子にも似たような話として「曲なれば則全(まった)し」があります。
*私としては、荘子の主張と微妙に違う気はするのですが…(汗)
いずれにしても、一見すると使えないと思うものでも、別の用途では十分使える可能性があるということを認識して、模索するのは大切なのではないかと。
TRIZという西洋の問題解決理論の考え方が、一見関係なさそうな東洋の老荘思想にも使がるというお話でした。
では、春の一日、うららかにお過ごしくださいませ^^
・・・そういえば、エイプリルフールでしたね。なにか「嘘」をつきましたか?(笑)
FBを開いたら、好天の元の桜の下、あちこちで花見の写真がアップされてますね^^ 気持ちいいだろうなぁ…。
写真は、我が家で満開になった「雪柳」です。

さて、今朝日曜日恒例のがっちりマンデーを見てたら、和歌山県の特産品「備長炭」の話が出てました。
備長炭は「ウバメガシ」から作る良質の炭で、とても付加価値が高い。
で、それがどうやって生まれたかと言うと…。
備長炭の原料であるウバメガシは、樫の木の一種です。だからとても堅い。
しかし、紀州和歌山の海風を受けて曲がっているため、どうしようもないことから、それを「炭」にしたらどう何だろう?と言う発想から生まれたものなんだそうです。
そうすると、曲がっているために建材には使えなくても「炭」にすることで、堅くて長持ちする良い炭ができたというわけです。
これを見て、いろいろなことを思いました。
真っ先に頭に浮かんだのが、私の仕事であるTRIZの「災い転じて福となすの原理」だ!と言う事。
曲がっているということから、そのままでは使い物にならない。では矯正するかと言うとそれも難しい。
じゃ、曲がって使い物にならないのなら、燃やしてしまえ!ということで、「備長炭」というとてもいい効果が得られた。
自分たちが抱えている問題の「負」の側面を嘆くだけではなく、「負」だからこそ、それを「正(価値)」に変える方法が無いかと考える事。
「負」を受け入れて、あえてその良いところを探して伸ばしてあげることって、モノだけではなくて「人間」にも言えるのではないかな?
まぁ人間の場合は、ある人が「負」と言っても、別の人から見れば「正」の場合も多々あるわけで…。
その人に対する先入観を排するだけで、良い面が見えてくることも多いと思いました。
で、それは中国思想「荘子」の主張する「無用の用」にも通じますね。
一見すると役に立たない(用がない)ようなものでも、必ず役に立つこと(用)があるという意味。
いずれも逍遥遊篇に出て来る「大瓢 用なし」のくだりや「樗の木」の話など、近視的な有用ばかりに目が行ってしまう人間の性を痛烈に批判しています。
老子にも似たような話として「曲なれば則全(まった)し」があります。
*私としては、荘子の主張と微妙に違う気はするのですが…(汗)
いずれにしても、一見すると使えないと思うものでも、別の用途では十分使える可能性があるということを認識して、模索するのは大切なのではないかと。
TRIZという西洋の問題解決理論の考え方が、一見関係なさそうな東洋の老荘思想にも使がるというお話でした。
では、春の一日、うららかにお過ごしくださいませ^^
・・・そういえば、エイプリルフールでしたね。なにか「嘘」をつきましたか?(笑)



















