TRIZ(発明的問題解決理論)による企業の「創造開花」を目指して日々行動しているコンサルタントです。TRIZに限らず創造性に関するいろいろな話題を綴っていきます。更新が滞った時は、Facebookを覗いてみてください。
by kuwahara_TRIZ
プロフィール
桑原正浩
(Kuwahara Masahiro)
株式会社アイデア
コンサルティングセンター長
兼シニアコンサルタント。
これまでの開発経験を元に、いろいろな企業の「TRIZを使った問題解決」のコンサルティングを全国で活動中。
趣味は、ビジネス書、絵画鑑賞、クラシック音楽、サッカー、ゴルフなど広く浅く。
バラや梅、沈丁花など花が咲く木が好きです。
最近は、熊本でコーチングも始めたらしい(笑)
関連リンク
桑原正浩Facebook
株式会社アイデアのHP
(Kuwahara Masahiro)
株式会社アイデア
コンサルティングセンター長
兼シニアコンサルタント。
これまでの開発経験を元に、いろいろな企業の「TRIZを使った問題解決」のコンサルティングを全国で活動中。
趣味は、ビジネス書、絵画鑑賞、クラシック音楽、サッカー、ゴルフなど広く浅く。
バラや梅、沈丁花など花が咲く木が好きです。
最近は、熊本でコーチングも始めたらしい(笑)
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原点に返って、先達たちに謙虚に学ぼう。
昨日今日と日本全国、寒いですね。
インフルエンザも流行しだしてますし、皆さんも体調に気をつけてお過ごしくださいね。
さて、Googleの検索結果についてFBでコメントされてました。
イノベーションとかTRIZとかの、いわゆる新しいものを生み出すものへの検索結果は明らかに減少傾向にあるらしいです。
で、改めてアルトシュラーの著作の原点に返って読み返してみました。
初期のころは確かにシンプルな思考をしてますね。
ある問題に対しての答えは一つ。
・・・・
でも、この時代、正解か不正解かでアイデアを評価するのはどうかとも思うのです。
・・・・
学生さんとかな、試験という関門を突破するため。
別の言い方をすれば、その知識を習得したかが問われますから、ある意味では大切なことかだと思います。
知識が無ければ、創造性は生まれませんから。
でも、実際の問題に関しての答えが果たして一つかどうかというのは…わかりません。
TRIZも、同じ流れを進むはずです。
アルトシュラーの古典は、ある問題に対して一つのj解決策を過去の事例を参考にして導き出せば終わりだというのですが、この多様化の時代ではあらゆるアイデアの可能性を吟味することに価値があると思うのです。
つまり、戦略的オプションをもって欲しいと。
東日本大震災。
急激な円高。(対ドルや対ユーロ)
環境に対して、対応策を、選択肢が多い方がそれに対する対応のスピードが違いますね。
・・・・
結局、どれだけ考え抜いたのか?
そのヒントはTRIZをはじめとした発想法で得られる可能性は高いです。
でもね、継続しないと意味はありません。
一回だけで見極められるなんて、そんなのは自分の思い上がりでしょう。
韓非子も言ってます。
衆人の功を成さんと欲して反って敗を成す所以は、道理を知らずして、あえて知に問い能に聴かざるに生ず。
(成功を目指しながら失敗に終わるのは、道理を知らず、知恵や能力のある人に教えを請おうとしないからだ)
・・・・
TRIZは、先人たちの知恵の結晶です。
これを利用しない手は・・・ないでしょう。
では、亦。
インフルエンザも流行しだしてますし、皆さんも体調に気をつけてお過ごしくださいね。
さて、Googleの検索結果についてFBでコメントされてました。
イノベーションとかTRIZとかの、いわゆる新しいものを生み出すものへの検索結果は明らかに減少傾向にあるらしいです。
で、改めてアルトシュラーの著作の原点に返って読み返してみました。
初期のころは確かにシンプルな思考をしてますね。
ある問題に対しての答えは一つ。
・・・・
でも、この時代、正解か不正解かでアイデアを評価するのはどうかとも思うのです。
・・・・
学生さんとかな、試験という関門を突破するため。
別の言い方をすれば、その知識を習得したかが問われますから、ある意味では大切なことかだと思います。
知識が無ければ、創造性は生まれませんから。
でも、実際の問題に関しての答えが果たして一つかどうかというのは…わかりません。
TRIZも、同じ流れを進むはずです。
アルトシュラーの古典は、ある問題に対して一つのj解決策を過去の事例を参考にして導き出せば終わりだというのですが、この多様化の時代ではあらゆるアイデアの可能性を吟味することに価値があると思うのです。
つまり、戦略的オプションをもって欲しいと。
東日本大震災。
急激な円高。(対ドルや対ユーロ)
環境に対して、対応策を、選択肢が多い方がそれに対する対応のスピードが違いますね。
・・・・
結局、どれだけ考え抜いたのか?
そのヒントはTRIZをはじめとした発想法で得られる可能性は高いです。
でもね、継続しないと意味はありません。
一回だけで見極められるなんて、そんなのは自分の思い上がりでしょう。
韓非子も言ってます。
衆人の功を成さんと欲して反って敗を成す所以は、道理を知らずして、あえて知に問い能に聴かざるに生ず。
(成功を目指しながら失敗に終わるのは、道理を知らず、知恵や能力のある人に教えを請おうとしないからだ)
・・・・
TRIZは、先人たちの知恵の結晶です。
これを利用しない手は・・・ないでしょう。
では、亦。
行動観察を有効にするために
今日は、午前中熊本のTwitter交流会主催のソフトバレーで汗を流してきました。
走るのと違った筋肉を使うことの気持ちよさ。。。といいつつ、もう筋肉痛なのですが(汗)
さて、先日のブログでお約束した「ビジネスマンのための「行動観察」入門」:松波晴人著:講談社現代新書 の読後感です。

過去にも書きましたが、「優れた問題発見者が優れた問題解決者になる。」
逆に言えば、「問題定義が優れていれば、問題解決策も優れる。」
かのアインシュタインも言っています。
「何故、問題を正しく分析し定義することに、みんなもっと時間を割かないのだろうか?」と。
我々のコンサルティングツールにQFD(品質機能展開)という手法があります。
顧客のニーズを分析し、自社の強みや他社の強みなども付加して検討を加え、次期商品のアピールポイント(訴求点)を明確にしようとするものです。
だから、これを使うと次期商品のコンセプトテーマが明確になります。
顧客に近い立場で仕事をしている人を入れることで、一見すると確実に市場のニーズをとらえられそうです。
しかし、顧客が現状の商品に抱いている不満(たとえばもっと吸引力が強い掃除機があればいいのに…)は出て来るのですが、潜在的なニーズ、つまり顧客が気づいていないニーズを見つけるのがつらい。
そこで、もう一つの手段というのが「顧客の行動観察」から、潜在的ニーズをあぶりだそうという手法です。
まぁ、顧客の行動を「観察」しながら、自分なりの気づきをチェックしていくというものですから、方法自体はシンプルなものです。
しかし、シンプルだからこそ難しい…(汗)
この本も、方法論の解説書というより、著者たちがこれまでやってきた事例を紹介しながら、行動観察のポイントを示していくという書き方がされています。
・顧客(被観察者)との信頼関係をつくる事が一番重要。
・発注者には、途中経過を伝えない方が、結果に対する先入観を持たれないためベターである。
など、いろいろと面白い気づきが得られました。
その中でも、この行動観察から得られた知見を「改善行動」に移す事が大切で、そのためには発注者のトップが「まぁ、やってみようか。」位の気持ちではほぼ失敗する…とのくだりは、我々の仕事とも共通するなぁと共感しながら読んでました。(P.170 )
他にも、ホワイトカラーの生産性向上のプロジェクトにおいては「生産性」の定義が大切である。とか、優秀な営業マンの方法を形式知化するくだりでの、「どうすれば優秀な営業マンになれますかね?という漠然とした質問ではなく、お客さんからこう言われたらどうしたらいいですか?という具体的な質問にすることが鍵」とのくだりも面白かったです。
・・・・
ただ、私的に一番心に残ったのは、行動観察の話からずれるのですが、ワーキングマザーの隠れた欲望のところで出て来る「なんらからのポジティブなフィードバック(ご褒美であったり、言葉であったり)が大切」というフレーズは、私自身の仕事と重ね合わせて「そうだよなぁ…」と感じ入りました。
話は少し変わりますが、「観察」とは、「観て察する」と書きます。
漠然と、観ているだけではだめで、その情報をもとに自分で顧客の行動に疑問を持ち、こうすればいいのではないかという仮説を立てる。つまり、見た結果から、何らかの察しが得られなければ観察とは言わないんだと。
故川喜田次郎先生が、世に問いかけたKJ法。
これもフィールドワーク(観察)から、どうしたら優れた洞察が得られるだろうかと考えて作り上げた手法です。*詳細は「発想法」中公新書を参照ください。
私自身、改めて観察ということの大事さと奥深さを感じた次第です。
では、亦!
走るのと違った筋肉を使うことの気持ちよさ。。。といいつつ、もう筋肉痛なのですが(汗)
さて、先日のブログでお約束した「ビジネスマンのための「行動観察」入門」:松波晴人著:講談社現代新書 の読後感です。

過去にも書きましたが、「優れた問題発見者が優れた問題解決者になる。」
逆に言えば、「問題定義が優れていれば、問題解決策も優れる。」
かのアインシュタインも言っています。
「何故、問題を正しく分析し定義することに、みんなもっと時間を割かないのだろうか?」と。
我々のコンサルティングツールにQFD(品質機能展開)という手法があります。
顧客のニーズを分析し、自社の強みや他社の強みなども付加して検討を加え、次期商品のアピールポイント(訴求点)を明確にしようとするものです。
だから、これを使うと次期商品のコンセプトテーマが明確になります。
顧客に近い立場で仕事をしている人を入れることで、一見すると確実に市場のニーズをとらえられそうです。
しかし、顧客が現状の商品に抱いている不満(たとえばもっと吸引力が強い掃除機があればいいのに…)は出て来るのですが、潜在的なニーズ、つまり顧客が気づいていないニーズを見つけるのがつらい。
そこで、もう一つの手段というのが「顧客の行動観察」から、潜在的ニーズをあぶりだそうという手法です。
まぁ、顧客の行動を「観察」しながら、自分なりの気づきをチェックしていくというものですから、方法自体はシンプルなものです。
しかし、シンプルだからこそ難しい…(汗)
この本も、方法論の解説書というより、著者たちがこれまでやってきた事例を紹介しながら、行動観察のポイントを示していくという書き方がされています。
・顧客(被観察者)との信頼関係をつくる事が一番重要。
・発注者には、途中経過を伝えない方が、結果に対する先入観を持たれないためベターである。
など、いろいろと面白い気づきが得られました。
その中でも、この行動観察から得られた知見を「改善行動」に移す事が大切で、そのためには発注者のトップが「まぁ、やってみようか。」位の気持ちではほぼ失敗する…とのくだりは、我々の仕事とも共通するなぁと共感しながら読んでました。(P.170 )
他にも、ホワイトカラーの生産性向上のプロジェクトにおいては「生産性」の定義が大切である。とか、優秀な営業マンの方法を形式知化するくだりでの、「どうすれば優秀な営業マンになれますかね?という漠然とした質問ではなく、お客さんからこう言われたらどうしたらいいですか?という具体的な質問にすることが鍵」とのくだりも面白かったです。
・・・・
ただ、私的に一番心に残ったのは、行動観察の話からずれるのですが、ワーキングマザーの隠れた欲望のところで出て来る「なんらからのポジティブなフィードバック(ご褒美であったり、言葉であったり)が大切」というフレーズは、私自身の仕事と重ね合わせて「そうだよなぁ…」と感じ入りました。
話は少し変わりますが、「観察」とは、「観て察する」と書きます。
漠然と、観ているだけではだめで、その情報をもとに自分で顧客の行動に疑問を持ち、こうすればいいのではないかという仮説を立てる。つまり、見た結果から、何らかの察しが得られなければ観察とは言わないんだと。
故川喜田次郎先生が、世に問いかけたKJ法。
これもフィールドワーク(観察)から、どうしたら優れた洞察が得られるだろうかと考えて作り上げた手法です。*詳細は「発想法」中公新書を参照ください。
私自身、改めて観察ということの大事さと奥深さを感じた次第です。
では、亦!
インテリジェンスとは決断のための知性
昨日今日と、仕事の移動時間を縫って、2冊読破しました。
一冊目は「ブラックスワン降臨」手嶋龍一著:新潮社 についての読後感です。

はっきり言って、久々に「面白いノンフィクション(若干、これからの予想もあるから少しフィクションもありますが(汗))」でした。
帯には「それは、インテリジェンスの真空地帯・日本に舞い降りた。同時多発テロから福島原発事故-この10年は恐るべき回路でつながっている…。」
・・・・
ブラックスワンとは、皆さんご存知のように、今までありえないと考えていたことが、たった一つの発見で覆されるということのメタファーですね。
ナシーム・ニコラス・タレブが「確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象」として記した「ブラックスワン」ダイヤモンド社から発売されてますから、詳しくはそちらを参考に。
で、本題。
9・11同時多発テロで、初めてアメリカ本土が攻撃された事。
3・11東日本大震災による福島原発事故が起きた事。
いずれも、「想定外」という文脈で語られることが多いですね。
でも、この本によるとそれぞれの「想定外」の意味合いが違っていることがわかります。
そのキーワードが「インテリジェンス」。
日本語で「インテリジェンス」と書くと「情報」と訳されることが多いですが、本来の意味合いはもっと深くて、多くの不確実な情報の中から確度の高いであろう情報をつなぎ合わせて将来を予測する事。
違う言い方をすれば、それを得るための情報網というかネットワークの深さという感じでしょうか…。
権限を持った人が決断をするために必要な情報とシナリオを、どれだけの説得力を持って構築できるかが「インテリジェンス」という言葉の本質のように感じました。
そう考えれば、上の2つの事象における「想定外」の重さの違いが判ると思います。
アメリカは、同時多発テロが起こるであろうという「情報」をすでにつかんでいた。
しかし、これまでの経験上、アメリカ本土が標的にされてきたことが無いという「思い込み」が、それらの情報を「インテリジェンス」化できなかった。
その後の対応(イラク戦争やタリバン攻撃など)についても、CIAや様々なネットワークからもたらされた情報を「インテリジェンス」化できなかった事が、戦争を泥沼化させた原因だと。
ただ、アメリカをはじめとする様々な西欧諸国やロシア、中国などは「インテリジェンス」を構築するための国際的な深い(アングラな)情報網を持っているみたいです。
日本には、悲しいかなそういう外交上の様々な局面を打開するだけの「インテリジェンス」をつくる事が出来ない。
しかも「外国の情報」だけではなく「国内の情報」でさえも同様という現実。
歴史の針を少しだけ戻して、3・11に起きた「福島第1原発事故」。
アメリカは、いつでもその処理対応できるだけの体制を敷いていたそうです。
*その教訓は、阪神淡路大震災に遡るのだそうですが・・・・
しかし、日本の政治家たちは、危機感も希薄でアメリカやその他の国の災害対応準備に「対応」できなかった。
本の後半は、そういう日本政府の危機管理能力の欠如を、「劇薬」という風情で書いています。
・・・・あまり多くを書くとネタバレするのでこの辺にしておきますが、これを我々のビジネスに置き換えて見たらどうでしょう。
もっとたくさんの情報が集まったら判断する。
他社の成功事例を見て判断する。
本当にそれで成功するかどうか見極めて判断する…。
多分、ビジネスの世界もそういう魑魅魍魎とした世界なのでしょうね。
だからこそ「インテリジェンス」を先に獲得した方が、ビジネスの主導権を握りやすいし、成功する確率も高い。
・・・・・
そうそう、この本では決断を下すものの責任についても触れています。
冒頭で、ウサマ・ビンラディンが、パキスタンの隠れ家で暗殺されるときの作戦命令を下したオバマ大統領の結果責任に対する考え方が臨場感あふれる描写で出てきます。
今回の「ネプチューンの槍」作戦がばれない為のさまざまな伏線と工作。
そして、実行の段階では前線にすべてを任せて結果責任だけを自分が取る覚悟を、送信画像を見つめるオバマ大統領と口を押えてたヒラリークリントン国務長官からも受け取ることができました。
一方で、福島原発事故での鳩山元首相の対応についても「インテリジェンス」が無さすぎると言及しています…
決断するということはリスクを取るということなんでしょう。
そして、自分で決断した以上、その結果責任は自分に帰結する。
決断できない、そもそも「インテリジェンス」のない中で、自分がどう決断していいのかもわからないのでは・・・・。
「覚悟」も何もあったもんじゃない。
・・・・
私自身が、自分のことと重ね合わせた言葉がP.235にあります。
「情報とはいくら命じても集まってくるものではない。自らの信望ゆえに集まってくるものなのだ。」
自戒を込めて。
もう一冊は、「ビジネスマンのための「行動観察」入門」:松波晴人さんの本なのですが、それはまた次回書きますね。
一冊目は「ブラックスワン降臨」手嶋龍一著:新潮社 についての読後感です。

はっきり言って、久々に「面白いノンフィクション(若干、これからの予想もあるから少しフィクションもありますが(汗))」でした。
帯には「それは、インテリジェンスの真空地帯・日本に舞い降りた。同時多発テロから福島原発事故-この10年は恐るべき回路でつながっている…。」
・・・・
ブラックスワンとは、皆さんご存知のように、今までありえないと考えていたことが、たった一つの発見で覆されるということのメタファーですね。
ナシーム・ニコラス・タレブが「確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象」として記した「ブラックスワン」ダイヤモンド社から発売されてますから、詳しくはそちらを参考に。
で、本題。
9・11同時多発テロで、初めてアメリカ本土が攻撃された事。
3・11東日本大震災による福島原発事故が起きた事。
いずれも、「想定外」という文脈で語られることが多いですね。
でも、この本によるとそれぞれの「想定外」の意味合いが違っていることがわかります。
そのキーワードが「インテリジェンス」。
日本語で「インテリジェンス」と書くと「情報」と訳されることが多いですが、本来の意味合いはもっと深くて、多くの不確実な情報の中から確度の高いであろう情報をつなぎ合わせて将来を予測する事。
違う言い方をすれば、それを得るための情報網というかネットワークの深さという感じでしょうか…。
権限を持った人が決断をするために必要な情報とシナリオを、どれだけの説得力を持って構築できるかが「インテリジェンス」という言葉の本質のように感じました。
そう考えれば、上の2つの事象における「想定外」の重さの違いが判ると思います。
アメリカは、同時多発テロが起こるであろうという「情報」をすでにつかんでいた。
しかし、これまでの経験上、アメリカ本土が標的にされてきたことが無いという「思い込み」が、それらの情報を「インテリジェンス」化できなかった。
その後の対応(イラク戦争やタリバン攻撃など)についても、CIAや様々なネットワークからもたらされた情報を「インテリジェンス」化できなかった事が、戦争を泥沼化させた原因だと。
ただ、アメリカをはじめとする様々な西欧諸国やロシア、中国などは「インテリジェンス」を構築するための国際的な深い(アングラな)情報網を持っているみたいです。
日本には、悲しいかなそういう外交上の様々な局面を打開するだけの「インテリジェンス」をつくる事が出来ない。
しかも「外国の情報」だけではなく「国内の情報」でさえも同様という現実。
歴史の針を少しだけ戻して、3・11に起きた「福島第1原発事故」。
アメリカは、いつでもその処理対応できるだけの体制を敷いていたそうです。
*その教訓は、阪神淡路大震災に遡るのだそうですが・・・・
しかし、日本の政治家たちは、危機感も希薄でアメリカやその他の国の災害対応準備に「対応」できなかった。
本の後半は、そういう日本政府の危機管理能力の欠如を、「劇薬」という風情で書いています。
・・・・あまり多くを書くとネタバレするのでこの辺にしておきますが、これを我々のビジネスに置き換えて見たらどうでしょう。
もっとたくさんの情報が集まったら判断する。
他社の成功事例を見て判断する。
本当にそれで成功するかどうか見極めて判断する…。
多分、ビジネスの世界もそういう魑魅魍魎とした世界なのでしょうね。
だからこそ「インテリジェンス」を先に獲得した方が、ビジネスの主導権を握りやすいし、成功する確率も高い。
・・・・・
そうそう、この本では決断を下すものの責任についても触れています。
冒頭で、ウサマ・ビンラディンが、パキスタンの隠れ家で暗殺されるときの作戦命令を下したオバマ大統領の結果責任に対する考え方が臨場感あふれる描写で出てきます。
今回の「ネプチューンの槍」作戦がばれない為のさまざまな伏線と工作。
そして、実行の段階では前線にすべてを任せて結果責任だけを自分が取る覚悟を、送信画像を見つめるオバマ大統領と口を押えてたヒラリークリントン国務長官からも受け取ることができました。
一方で、福島原発事故での鳩山元首相の対応についても「インテリジェンス」が無さすぎると言及しています…
決断するということはリスクを取るということなんでしょう。
そして、自分で決断した以上、その結果責任は自分に帰結する。
決断できない、そもそも「インテリジェンス」のない中で、自分がどう決断していいのかもわからないのでは・・・・。
「覚悟」も何もあったもんじゃない。
・・・・
私自身が、自分のことと重ね合わせた言葉がP.235にあります。
「情報とはいくら命じても集まってくるものではない。自らの信望ゆえに集まってくるものなのだ。」
自戒を込めて。
もう一冊は、「ビジネスマンのための「行動観察」入門」:松波晴人さんの本なのですが、それはまた次回書きますね。
変化(進化)のタイミングを計るためにTRIZは効果的。
今日は全国的に良いお天気だったようですね^^
昼過ぎに用事があって阿蘇の方に行ったら、綺麗に雪化粧した阿蘇五岳が見えました。

さて、先日来気になっている言葉を2つほど。
1.論語から「子曰く、『述べて作らず、信じて古を好む。ひそかに我が老彭(ろうほう)に比す。』」(伝統に立脚して述べるだけで(むやみに)新しいモノは創作しない。なぜなら、伝統の中にこそ優れたものがあると確信しているからだ。こういう態度は、昔の老彭に似ているように思う。)述而第七
2.韓非子から「微を見て以て萌を知り、端を見て以て末を知る」(微かな徴候から物事の動きを察し、わずかな手がかりから物事の顛末を予見することが洞察力を磨くことになる)(説林篇)
まず、最初の言葉を見たときに、「えーーー、孔子って新しいやり方を否定する立場なの?」って思いました。
つまり、変化とか進化とかを意識せずに、昔のことをしっかり学んでいけばおのずと道が開けるってホントかと?
私たちは、たとえばダーウィンの進化論などに代表されるように「進化(変化)しなければ生き残っていけない」と教えられました。
実際に、企業でも今のやり方を「常に」変えることが生き残るためのカギだとさえいう経営者もいるくらいです。
・・・・
私もまったく疑いもせずにそう思ってきました。
今までのやり方に漫然として、疑問も持たずにいるとそのうち衰退するよと。
だから、これまでのやり方を変えることで、さらにいい成果を上げようと思っていたのに…。
それが、論語の「信じて古を好む…」で、がーーーーーーん!(笑)
確かに、変えなくても良いところや良い時期っていうのがあるんですよね。
そこをむやみにいじると…、会社自体も変になる可能性がある。
でも、ある時期が来たら変えないといけない。
・・・・・
では、それをどう見極めるか?
それが、韓非子の言う「微を見て以て萌を知り、端を見て以て末を知る」というアンテナみたいなものなのかな。
話は少し変わりますが、皆さんの家の電灯は何ですか?
この時代だから、早速LEDに変えた方も多いでしょう。
まぁ、今のところ蛍光灯がコスパが良いからそのまま蛍光灯と言う家庭もあれば、白熱灯の温かさに癒されるという思う方もいるでしょうね。
私が専門にしているTRIZでは、先の論語の考えに沿った形で、しかも韓非子の考えにもマッチして技術システムの進化を教えてくれるのです。
先ほどの電灯。
昔エジソンが開発した白熱灯。
これは、いわゆる「点」での発光でした。
それが、蛍光灯になって、線での発光に変化(進化)しましたね。
その後、蛍光灯は形状的にさらにコンパクトで明るくなる方向に進化したのですが、TRIZ的には「線」の次は「面」なのです。
*もちろん、次元の進化という法則もあるので、蛍光灯の形が変わるのは自然なのですが。
そこで出てきたのが、LEDとは言えるでしょうか?
・・・・残念ながら本来の技術的内容からいえば、LEDは「点」での発光なのですね。
それを、拡散板などを使って面状にしている、極めて指向性の高い発光源なのです。
じゃ、本来は何が来るのかと考えると…
有機ELが来るんじゃなかったのかなとも考えられるのです。
しかし、まだ技術的にコスト的にも追いついていないから、LEDでシステムを複雑化して対応しているということが言えます。
ただ、LEDにしても、有機ELにしても、面形状から次の立体形状への進化の可能性を秘めていますね。
そういう意味では、TRIZって温故知新の思想にのっとって、変化の時期が来たときに先手を打てるツールだと思うのです。
まだ、TRIZを知らない方は是非弊社のHPを参照ください。
「IDEA」か「TRIZ」を入力して検索!(笑)
では、亦!
昼過ぎに用事があって阿蘇の方に行ったら、綺麗に雪化粧した阿蘇五岳が見えました。

さて、先日来気になっている言葉を2つほど。
1.論語から「子曰く、『述べて作らず、信じて古を好む。ひそかに我が老彭(ろうほう)に比す。』」(伝統に立脚して述べるだけで(むやみに)新しいモノは創作しない。なぜなら、伝統の中にこそ優れたものがあると確信しているからだ。こういう態度は、昔の老彭に似ているように思う。)述而第七
2.韓非子から「微を見て以て萌を知り、端を見て以て末を知る」(微かな徴候から物事の動きを察し、わずかな手がかりから物事の顛末を予見することが洞察力を磨くことになる)(説林篇)
まず、最初の言葉を見たときに、「えーーー、孔子って新しいやり方を否定する立場なの?」って思いました。
つまり、変化とか進化とかを意識せずに、昔のことをしっかり学んでいけばおのずと道が開けるってホントかと?
私たちは、たとえばダーウィンの進化論などに代表されるように「進化(変化)しなければ生き残っていけない」と教えられました。
実際に、企業でも今のやり方を「常に」変えることが生き残るためのカギだとさえいう経営者もいるくらいです。
・・・・
私もまったく疑いもせずにそう思ってきました。
今までのやり方に漫然として、疑問も持たずにいるとそのうち衰退するよと。
だから、これまでのやり方を変えることで、さらにいい成果を上げようと思っていたのに…。
それが、論語の「信じて古を好む…」で、がーーーーーーん!(笑)
確かに、変えなくても良いところや良い時期っていうのがあるんですよね。
そこをむやみにいじると…、会社自体も変になる可能性がある。
でも、ある時期が来たら変えないといけない。
・・・・・
では、それをどう見極めるか?
それが、韓非子の言う「微を見て以て萌を知り、端を見て以て末を知る」というアンテナみたいなものなのかな。
話は少し変わりますが、皆さんの家の電灯は何ですか?
この時代だから、早速LEDに変えた方も多いでしょう。
まぁ、今のところ蛍光灯がコスパが良いからそのまま蛍光灯と言う家庭もあれば、白熱灯の温かさに癒されるという思う方もいるでしょうね。
私が専門にしているTRIZでは、先の論語の考えに沿った形で、しかも韓非子の考えにもマッチして技術システムの進化を教えてくれるのです。
先ほどの電灯。
昔エジソンが開発した白熱灯。
これは、いわゆる「点」での発光でした。
それが、蛍光灯になって、線での発光に変化(進化)しましたね。
その後、蛍光灯は形状的にさらにコンパクトで明るくなる方向に進化したのですが、TRIZ的には「線」の次は「面」なのです。
*もちろん、次元の進化という法則もあるので、蛍光灯の形が変わるのは自然なのですが。
そこで出てきたのが、LEDとは言えるでしょうか?
・・・・残念ながら本来の技術的内容からいえば、LEDは「点」での発光なのですね。
それを、拡散板などを使って面状にしている、極めて指向性の高い発光源なのです。
じゃ、本来は何が来るのかと考えると…
有機ELが来るんじゃなかったのかなとも考えられるのです。
しかし、まだ技術的にコスト的にも追いついていないから、LEDでシステムを複雑化して対応しているということが言えます。
ただ、LEDにしても、有機ELにしても、面形状から次の立体形状への進化の可能性を秘めていますね。
そういう意味では、TRIZって温故知新の思想にのっとって、変化の時期が来たときに先手を打てるツールだと思うのです。
まだ、TRIZを知らない方は是非弊社のHPを参照ください。
「IDEA」か「TRIZ」を入力して検索!(笑)
では、亦!
今の日本企業に足りないものを考えてみました。
今、新しいカリキュラムなどを企画中です。
そのために、これまでの実体験を振り返ったり、本を読み返したりしています。
ところで、日本企業というか日本経済は、なぜこういう状態になってしまったのでしょうか?
いろいろな理由はあるでしょうし、何もすべてが政治のせいではないでしょう。
私が思うに、「失敗を許容できない環境」というか、「失敗なのか成功なのかを正しく評価できない」事が原因の一つだと思うのです。
日本企業は、このまま日本の市場だけを見ていては間違いなく「没落」への道をたどるでしょう。
労働人口は減るし、現状での異常な円高。
円高の場合は、長期的に最悪のシナリオを想定すると、国内産業の空洞化を招き、国際競争力をなくした企業が、再度日本に戻った時には時すでに遅し。
・・・・日本には、現在保有している技術力がなかったと。
とは、言いつつもある程度世界に打って出る覚悟と勇気は必要なわけですが、ここで日本企業の悪弊は以下の3つ。
①やりっぱなしである事。
②前任否定主義である事。
③減点主義である事。
①は、いわゆるPDCAサイクルで説明できます。いわゆるPlan-Do-Check-Actionのサイクルを回すことで、品質を上げていこうというものです。
ここでの問題は、最初に書いた「失敗が許容されない環境」という部分です。
つまり、仮説(当然失敗の可能性が高い)をもとに立てたPlanをもとに実施したDoが失敗した場合を前提としたCheckとActionの体制が建てられていない。
だから、継続的なPDCAサイクルが回らないでとまってしまう。
②は、そうやって一度失敗した担当者のそれを致命的な欠点にして、その失敗した担当者を否定する形で後任者が決まる。
③は、言わずもがなそうやって、常にゼロに戻ってしまうので、プロジェクトや事業そのものがゼロになる。結局組織としての失敗の経験が何も生かされないまま、やりっぱなしで終わってしまう。
*出典:「日本製造業の戦略」ダイヤモンド社:萩平和巳著:P.272
どうですか?
あなたの会社でも思い当たる節はありませんか?
今朝の何処かの新聞の論調で、「不幸な1年が終わり、復興の1年が始まる」とありました。
平成23年12月31日が終わって、平成24年1月1日に日付が変わっただけで、過去のことは過去のことだから未来に向かって進もうという思考に私は違和感を覚えました。
すべてはまだつながっているんじゃないの?
まだ、なにも終わっていないのではないの?
年が変わったから、ゼロからの出発っておかしくないか?
・・・・・
日本は、素晴らしい歴史と文化を持っています。
工業製品の品質や技術もどこにも負けないはずです。
でもなぜ、世界に通用しないのか?
ソーシャルな意味でのイノベーション(私は、イノベーションは市場で生まれると考えているので…)が、日本発で起きないのか?
無力感にさいなまれているここ最近の心情を吐露させていただきました。
・・・・
ご批判、ご意見は甘んじてお受けします。
ただ、誰の責任でもない。
自分で目標を考えて行動することが、これからのこの国に求められているような気がしたので。
では、また。
ここにきて、また大寒波が来ているようです。
風邪など注意して、ご自愛ください。
そのために、これまでの実体験を振り返ったり、本を読み返したりしています。
ところで、日本企業というか日本経済は、なぜこういう状態になってしまったのでしょうか?
いろいろな理由はあるでしょうし、何もすべてが政治のせいではないでしょう。
私が思うに、「失敗を許容できない環境」というか、「失敗なのか成功なのかを正しく評価できない」事が原因の一つだと思うのです。
日本企業は、このまま日本の市場だけを見ていては間違いなく「没落」への道をたどるでしょう。
労働人口は減るし、現状での異常な円高。
円高の場合は、長期的に最悪のシナリオを想定すると、国内産業の空洞化を招き、国際競争力をなくした企業が、再度日本に戻った時には時すでに遅し。
・・・・日本には、現在保有している技術力がなかったと。
とは、言いつつもある程度世界に打って出る覚悟と勇気は必要なわけですが、ここで日本企業の悪弊は以下の3つ。
①やりっぱなしである事。
②前任否定主義である事。
③減点主義である事。
①は、いわゆるPDCAサイクルで説明できます。いわゆるPlan-Do-Check-Actionのサイクルを回すことで、品質を上げていこうというものです。
ここでの問題は、最初に書いた「失敗が許容されない環境」という部分です。
つまり、仮説(当然失敗の可能性が高い)をもとに立てたPlanをもとに実施したDoが失敗した場合を前提としたCheckとActionの体制が建てられていない。
だから、継続的なPDCAサイクルが回らないでとまってしまう。
②は、そうやって一度失敗した担当者のそれを致命的な欠点にして、その失敗した担当者を否定する形で後任者が決まる。
③は、言わずもがなそうやって、常にゼロに戻ってしまうので、プロジェクトや事業そのものがゼロになる。結局組織としての失敗の経験が何も生かされないまま、やりっぱなしで終わってしまう。
*出典:「日本製造業の戦略」ダイヤモンド社:萩平和巳著:P.272
どうですか?
あなたの会社でも思い当たる節はありませんか?
今朝の何処かの新聞の論調で、「不幸な1年が終わり、復興の1年が始まる」とありました。
平成23年12月31日が終わって、平成24年1月1日に日付が変わっただけで、過去のことは過去のことだから未来に向かって進もうという思考に私は違和感を覚えました。
すべてはまだつながっているんじゃないの?
まだ、なにも終わっていないのではないの?
年が変わったから、ゼロからの出発っておかしくないか?
・・・・・
日本は、素晴らしい歴史と文化を持っています。
工業製品の品質や技術もどこにも負けないはずです。
でもなぜ、世界に通用しないのか?
ソーシャルな意味でのイノベーション(私は、イノベーションは市場で生まれると考えているので…)が、日本発で起きないのか?
無力感にさいなまれているここ最近の心情を吐露させていただきました。
・・・・
ご批判、ご意見は甘んじてお受けします。
ただ、誰の責任でもない。
自分で目標を考えて行動することが、これからのこの国に求められているような気がしたので。
では、また。
ここにきて、また大寒波が来ているようです。
風邪など注意して、ご自愛ください。
顧客視点での発想と実現:オルファのキリヌークを買いました。
正月3が日がとっくに過ぎて、すでに仕事始めされている方々がほとんどだと思います。
改めて新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。
振り返るに昨年は様々なことがありました。
2月のニュージーランド大地震、3月は東日本大震災に始まり、ゲリラ豪雨による被害もあちらこちらで発生し、タイの大洪水では日本の製造業も大打撃を受けました。
経済状況を見ても、一旦立ち直るかと思いましたが上の自然界の影響にさらされて、今一つの状況。加えてギリシャに端を発した金融不安。
年越しのTVで1ユーロが100円を切ったというニュースを見たときには、唖然としました…(汗)
とはいっても、今年は辰年。
昇り竜のように、頑張るぞーーーーという力強いお声があちらこちらで聞かれることが幸いです。
さて、ブログには基本的に専門性が求められていると思います。
そういう意味で、このブログの読者は大変マニアックな方々だと思います(笑)
今年もできるだけそれを裏切らないような内容をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いします。
で、正月早々の買い物の話題。
オルファ社発売の「キリヌーク」。
もうすでにご存じの方も、持ってらっしゃるという方もいらっしゃるでしょう。
それが、先ほど届きました。

早速試し切り。
このページの一部を切り抜きます。

切抜き後、後ろのページのビールの写真が見えているのがわかります。

ビールの写真に、切り込みはほとんどありませんでした。
まだ、慣れていないので一部綺麗に切れてませんでしたが、これは調整次第で何とかなるレベルと実感しました。
すごいですね。
外見的にはこのように先端から刃が出てるだけのシンプルな構造なのですが、触ってみるとばねとかかなりこだわって作りこんでいる感じを受けました。

常に同じ太さで書けるシャーペン「クルトガ」の時にも思ったのですが、技術者の心意気を感じます。
TRIZという発想法のコンサルを生業としているものとして、開発秘話にも興味はありますが、このほかにどのようなアイデアが出たのか?
逆に言えば、最終的にどのようなプロセスを経てこのデザインになったのか?
TRIZを使えば、さらに違った視点が出せたのか?
・・・・面白いなぁと。
それと、まさに日本人らしい、使い勝手とシンプルさを追求したものだと思いました。
では、亦!
改めて新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。
振り返るに昨年は様々なことがありました。
2月のニュージーランド大地震、3月は東日本大震災に始まり、ゲリラ豪雨による被害もあちらこちらで発生し、タイの大洪水では日本の製造業も大打撃を受けました。
経済状況を見ても、一旦立ち直るかと思いましたが上の自然界の影響にさらされて、今一つの状況。加えてギリシャに端を発した金融不安。
年越しのTVで1ユーロが100円を切ったというニュースを見たときには、唖然としました…(汗)
とはいっても、今年は辰年。
昇り竜のように、頑張るぞーーーーという力強いお声があちらこちらで聞かれることが幸いです。
さて、ブログには基本的に専門性が求められていると思います。
そういう意味で、このブログの読者は大変マニアックな方々だと思います(笑)
今年もできるだけそれを裏切らないような内容をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いします。
で、正月早々の買い物の話題。
オルファ社発売の「キリヌーク」。
もうすでにご存じの方も、持ってらっしゃるという方もいらっしゃるでしょう。
それが、先ほど届きました。

早速試し切り。
このページの一部を切り抜きます。

切抜き後、後ろのページのビールの写真が見えているのがわかります。

ビールの写真に、切り込みはほとんどありませんでした。
まだ、慣れていないので一部綺麗に切れてませんでしたが、これは調整次第で何とかなるレベルと実感しました。
すごいですね。
外見的にはこのように先端から刃が出てるだけのシンプルな構造なのですが、触ってみるとばねとかかなりこだわって作りこんでいる感じを受けました。

常に同じ太さで書けるシャーペン「クルトガ」の時にも思ったのですが、技術者の心意気を感じます。
TRIZという発想法のコンサルを生業としているものとして、開発秘話にも興味はありますが、このほかにどのようなアイデアが出たのか?
逆に言えば、最終的にどのようなプロセスを経てこのデザインになったのか?
TRIZを使えば、さらに違った視点が出せたのか?
・・・・面白いなぁと。
それと、まさに日本人らしい、使い勝手とシンプルさを追求したものだと思いました。
では、亦!
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