2005年 08月 24日
TRIZについて その6:発明標準解の使い方 |
今日は、名古屋から東京へ新幹線で移動でした。
まだ、夏休みのせいか、家族づれの方々が多いなぁ(^^;
そうか、愛・地球博の開催で、名古屋への観光客が増えていることを実感しました。
実は、私も家族も夏休みに行ったのですが、私は行けませんでした・・・
来年は行けるかな? え?9月末で終わり?
こりゃまた、失礼しました。(古ッ)(爆)
さて、今日はTRIZの76の発明標準解についてです。
実はTRIZにおいて、最も理解しにくいといわれているのが、この標準解なのです。
使うシーンはとてもわかりやすいんですけどね・・・。
例えば、8月18日のブログで「洗濯機の回転を強くすると布地が痛むという矛盾がある」という話をしました。
通常、こういう工学的矛盾については、発明原理が適切なのですが、これを発明標準解で解決アイデアを出すこともできるのです。
つまり、「洗濯槽の中の水の回転力が衣類の布地をいためる」という問題(=これを有害作用という)について、その解決策を考えようというアプローチになります。
例えば、標準解1-2-1では、「“物質-場”モデルにおいて、二つの物質間に有用な効果と有害な効果が現われる場合、物質間の直接接触を保持する必要がないならば、物質間に第3の物質を導入することにより問題が解決される。」とあります。
なんのこっちゃ???って感じですけど、要するに「水と衣類」の間に、何か新しい物質を入れることでこの問題を中和できませんか?と考えよう!ということなのです。
例えば、カラマン棒なんて昔の洗濯機にありましたよね。
他にも、標準解2-3-1では「“物質-場”モデルの効率を改善するために、作用する場の振動数を、対象(または道具tool)の自然振動数と調和させる(または調和させない)。」とあります。
例えば、水に与える回転力を変化させることができないか?という発想が浮かびますね。
このように、矛盾ではなく、問題を直接的に解決する方法を考える指針が標準解なのです。
さて、明日、明後日の東京は台風上陸でしょうか?
週末は無事に熊本へ戻れるかしら・・・。
帰れなかったら、誰か相手してくださいね(^^)/
いつもお読みいただいてありがとうございます。
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まだ、夏休みのせいか、家族づれの方々が多いなぁ(^^;
そうか、愛・地球博の開催で、名古屋への観光客が増えていることを実感しました。
実は、私も家族も夏休みに行ったのですが、私は行けませんでした・・・
来年は行けるかな? え?9月末で終わり?
こりゃまた、失礼しました。(古ッ)(爆)
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実はTRIZにおいて、最も理解しにくいといわれているのが、この標準解なのです。
使うシーンはとてもわかりやすいんですけどね・・・。
例えば、8月18日のブログで「洗濯機の回転を強くすると布地が痛むという矛盾がある」という話をしました。
通常、こういう工学的矛盾については、発明原理が適切なのですが、これを発明標準解で解決アイデアを出すこともできるのです。
つまり、「洗濯槽の中の水の回転力が衣類の布地をいためる」という問題(=これを有害作用という)について、その解決策を考えようというアプローチになります。
例えば、標準解1-2-1では、「“物質-場”モデルにおいて、二つの物質間に有用な効果と有害な効果が現われる場合、物質間の直接接触を保持する必要がないならば、物質間に第3の物質を導入することにより問題が解決される。」とあります。
なんのこっちゃ???って感じですけど、要するに「水と衣類」の間に、何か新しい物質を入れることでこの問題を中和できませんか?と考えよう!ということなのです。
例えば、カラマン棒なんて昔の洗濯機にありましたよね。
他にも、標準解2-3-1では「“物質-場”モデルの効率を改善するために、作用する場の振動数を、対象(または道具tool)の自然振動数と調和させる(または調和させない)。」とあります。
例えば、水に与える回転力を変化させることができないか?という発想が浮かびますね。
このように、矛盾ではなく、問題を直接的に解決する方法を考える指針が標準解なのです。
さて、明日、明後日の東京は台風上陸でしょうか?
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by kuwahara_TRIZ
| 2005-08-24 22:11
| TRIZ