2006年 05月 25日
補聴器付メガネ:アナロジー思考の大切さ |
昨日今日と良い天気ですね。
やっとこさ五月晴れって感じで、気持ちよく過ごせそうです。
さて、先日ネットサーフ(古ッ!)してたら、こんな記事を見つけました。
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「視力だけでなく聴力も改善するメガネ--オランダで発売に」
「補聴メガネ」を利用すれば、聴覚障害者は視力と聴力の両方を改善させ、より快適な社会生活が送れるようになるかもしれない。
先ごろ発売された斬新なメガネは、視力を改善するだけでなく、補聴器としての役割をも果たす。
聴覚障害者が社会生活をアクティブに送れるようにするこのメガネは、デルフト工科大学とオランダのVaribelという会社が共同開発した。
耳穴式の補聴器は静かな場所での会話には非常に有効だが、にぎやかな場所では問題になることが多い。入ってくる音すべてが増幅されるため、背景の雑音までが増幅されてしまい、会話が難しくなってしまうのだ。
このような問題から、利用者はパーティの参加や公共の場に出ることを控えるようになってしまって次第に交友関係が減り、さらには、本来の希望より早期に退職してしまう人だっている。Varibelによると、同社のメガネは音が来る方向を検知することができ、装着者に向けて直接話しかけられた言葉を増幅する一方で、背景の雑音は捨ててくれるという。
同社の補聴メガネは、フレームの左右にあるテンプル部に、それぞれ4つのマイクが内蔵されており、これらのマイクが音を拾う仕組みだ。音声信号はフレームにそって内蔵プロセッサへと送られる。プロセッサは、個々のマイクがキャッチした時間を元に、それぞれの音のポジショニングを計算する。装着者の前面から来る音はすべて増幅され、逆方向からのものは切り捨てられる。これにより、装着者の前面から話しかけられた音声は、うるさい環境の中でも明りょうに聞きとることが可能になる。
アルンヘムにあるRijnstate病院勤務の耳鼻咽喉科医C.H.M. Stengs氏はプレスリリースで、「素晴らしい製品だ。これだったら、クリアな音をよく聞きとれる。コーヒーショップや誕生会のような場所だと効果は絶大だ」と述べている。
Varibelは今後、さまざまな色やデザインがあしらわれたメガネを展開する予定だ。電源は充電バッテリ式。現在は、オランダ国内のみで発売されているが、Philips Electronicsも同製品の開発に加わっているため、将来的にはほかの市場でも発売される可能性がある。
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私も、少し聴力異常がありまして、今後のことが少し不安です。
なんといっても、クライアントの話が聞こえなくなると、コンサルとしては厳しいですからね。
でも、こんなふうにメガネと補聴器の組合せで、しかも性能も良い(臨場感)となれば、言うことなし!!
頭部に関わる2つのものを組み合わせることで、新しい商品開発へつなげる。
考えてみれは、我々の身近の商品でも複数の機能を合体させたものってたくさんありますね。
例えば、カメラ付携帯電話、TV付パソコン、乾燥機能付洗濯機などなど・・・。
これらは、組み合わせ原理ともいえますし、汎用性原理ともいえますし、SFR(リソースの活用)ともいえますね。
2つの異なるものを「無理やりくっ付けてみる」ことが、アナロジーなのです。
「くっつけられるか?」ではなく、「くっつけてみたら?」という思考が必要です。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
やっとこさ五月晴れって感じで、気持ちよく過ごせそうです。
さて、先日ネットサーフ(古ッ!)してたら、こんな記事を見つけました。
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「視力だけでなく聴力も改善するメガネ--オランダで発売に」
「補聴メガネ」を利用すれば、聴覚障害者は視力と聴力の両方を改善させ、より快適な社会生活が送れるようになるかもしれない。
先ごろ発売された斬新なメガネは、視力を改善するだけでなく、補聴器としての役割をも果たす。
聴覚障害者が社会生活をアクティブに送れるようにするこのメガネは、デルフト工科大学とオランダのVaribelという会社が共同開発した。
耳穴式の補聴器は静かな場所での会話には非常に有効だが、にぎやかな場所では問題になることが多い。入ってくる音すべてが増幅されるため、背景の雑音までが増幅されてしまい、会話が難しくなってしまうのだ。
このような問題から、利用者はパーティの参加や公共の場に出ることを控えるようになってしまって次第に交友関係が減り、さらには、本来の希望より早期に退職してしまう人だっている。Varibelによると、同社のメガネは音が来る方向を検知することができ、装着者に向けて直接話しかけられた言葉を増幅する一方で、背景の雑音は捨ててくれるという。
同社の補聴メガネは、フレームの左右にあるテンプル部に、それぞれ4つのマイクが内蔵されており、これらのマイクが音を拾う仕組みだ。音声信号はフレームにそって内蔵プロセッサへと送られる。プロセッサは、個々のマイクがキャッチした時間を元に、それぞれの音のポジショニングを計算する。装着者の前面から来る音はすべて増幅され、逆方向からのものは切り捨てられる。これにより、装着者の前面から話しかけられた音声は、うるさい環境の中でも明りょうに聞きとることが可能になる。
アルンヘムにあるRijnstate病院勤務の耳鼻咽喉科医C.H.M. Stengs氏はプレスリリースで、「素晴らしい製品だ。これだったら、クリアな音をよく聞きとれる。コーヒーショップや誕生会のような場所だと効果は絶大だ」と述べている。
Varibelは今後、さまざまな色やデザインがあしらわれたメガネを展開する予定だ。電源は充電バッテリ式。現在は、オランダ国内のみで発売されているが、Philips Electronicsも同製品の開発に加わっているため、将来的にはほかの市場でも発売される可能性がある。
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私も、少し聴力異常がありまして、今後のことが少し不安です。
なんといっても、クライアントの話が聞こえなくなると、コンサルとしては厳しいですからね。
でも、こんなふうにメガネと補聴器の組合せで、しかも性能も良い(臨場感)となれば、言うことなし!!
頭部に関わる2つのものを組み合わせることで、新しい商品開発へつなげる。
考えてみれは、我々の身近の商品でも複数の機能を合体させたものってたくさんありますね。
例えば、カメラ付携帯電話、TV付パソコン、乾燥機能付洗濯機などなど・・・。
これらは、組み合わせ原理ともいえますし、汎用性原理ともいえますし、SFR(リソースの活用)ともいえますね。
2つの異なるものを「無理やりくっ付けてみる」ことが、アナロジーなのです。
「くっつけられるか?」ではなく、「くっつけてみたら?」という思考が必要です。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見ご感想などお聞かせいただけるとうれしいです。
by kuwahara_TRIZ
| 2006-05-25 09:04
| TRIZ