2006年 01月 23日
Z-END:開けやすくはめ直せる蓋の構造のR-TRIZ |
昨日より筋肉痛がひどいようです(泣)
でも、ストレッチしながら何とか乗り切ります!!
さて、日曜日の朝日新聞 be on sunday の記事からです。
ビールなんかを飲むときって、ステイオンタブを爪で引き上げて、蓋の一部を中へ押し込んで開ける口金が主流です。
*その前は、プルタブ方式で完全に蓋と分離してましたね(笑)
ところが、ステイオンタイプってやったら力が要ると思いませんか?
私はギターを弾くので親指の爪が割れたりして、大変なことになったりしました。
このステイオンタイプの口金は「蓋から外れ無い様な一体型構造にしたら、力が必要になっちゃった!」という工学的矛盾を持っていそうです。
これにTRIZの工学的矛盾解決マトリックスを当てはめて、
改善する特性:形状(蓋が外れないような一体構造にする)
悪化する特性:力(力が必要)
とすると。
・パラメータ変更原理
・先取り作用原理
・熱膨張原理
・複合材料原理
がでてきます。
これらいづれも、開ける力を軽減できそうなアイデアにつながりそうですね!
さて、「Z-END」っていう名前をご存知ですか?
東洋製罐が今春にデビューさせようとしている新しい口金構造なのです。
写真を載せられないのが残念なのですが、昔懐かしいドロップの蓋をアルミシールと一体化したような口金構造で、従来よりも軽い力であく構造なのだそうです。
これって、アルミシールと蓋の複合材料原理のアイデアといえます。
いやぁ~、毎日毎日こういう新しい構造を眺めていると、本当に技術者の方々の創造性に脱帽します!
おもしろいねぇ!!
今日もお読みいただいてありがとうございます!
ご意見ご感想などお待ちしております!
でも、ストレッチしながら何とか乗り切ります!!
さて、日曜日の朝日新聞 be on sunday の記事からです。
ビールなんかを飲むときって、ステイオンタブを爪で引き上げて、蓋の一部を中へ押し込んで開ける口金が主流です。
*その前は、プルタブ方式で完全に蓋と分離してましたね(笑)
ところが、ステイオンタイプってやったら力が要ると思いませんか?
私はギターを弾くので親指の爪が割れたりして、大変なことになったりしました。
このステイオンタイプの口金は「蓋から外れ無い様な一体型構造にしたら、力が必要になっちゃった!」という工学的矛盾を持っていそうです。
これにTRIZの工学的矛盾解決マトリックスを当てはめて、
改善する特性:形状(蓋が外れないような一体構造にする)
悪化する特性:力(力が必要)
とすると。
・パラメータ変更原理
・先取り作用原理
・熱膨張原理
・複合材料原理
がでてきます。
これらいづれも、開ける力を軽減できそうなアイデアにつながりそうですね!
さて、「Z-END」っていう名前をご存知ですか?
東洋製罐が今春にデビューさせようとしている新しい口金構造なのです。
写真を載せられないのが残念なのですが、昔懐かしいドロップの蓋をアルミシールと一体化したような口金構造で、従来よりも軽い力であく構造なのだそうです。
これって、アルミシールと蓋の複合材料原理のアイデアといえます。
いやぁ~、毎日毎日こういう新しい構造を眺めていると、本当に技術者の方々の創造性に脱帽します!
おもしろいねぇ!!
今日もお読みいただいてありがとうございます!
ご意見ご感想などお待ちしております!
by kuwahara_TRIZ
| 2006-01-23 23:13
| TRIZ