2010年 07月 27日
伝える力と受取る力 |
講師を生業としている者にとって、「分かりやすく伝える力」というスキルはとても大切なものです。
その伝える力で、今一番のオーソリティーは、なんといっても池上さんでしょう。
「伝える力」の著者であり、元NHKの子供ニュースのキャスターですね。
最近は民放でも、そういう時事ニュースのキャスターをされているとか。。。
*私は、1、2度見たことはあるのですが・・・(苦笑)
で、その分かりやすく伝える力、もしくはスキルの本質とは何か。
一つ目に、それらニュースの表の意味と裏の意味を両方理解しておくという事が大事でしょう。表面的な言葉だけで理解しても、その核になる事象の理解なくして、分かりやすく伝えることはできませんから。
二つ目には、相手がなにを聞きたいのかを、あらかじめ推測し、それらに対する説明の準備ができていることでしょうね。それは、簡単にいえば相手の立場に立って、伝えるべき事を組み立てるともいえるでしょうか。それは、質疑応答の準備にもなりますから。
三つ目に、内容もさる事ながら、伝えるときの態度や物腰なども、ある意味では重要な要素だと思います。きちんとした態度で、真摯に説明する事を怠らなければ、ほとんどの場合、相手にきちんと伝わりますね。
だいたいこの辺が、伝える側としての準備とスキルの要諦になるのではないかと思っています。
・・・
ところで、伝える力は我々にとって重要なスキルであることは間違いありませんが、最近はそれにもう一つの柱があるような気がしてなりません。
それは・・・・
「受け取る力」とでも言いましょうか。
発言者が、一所懸命工夫と準備をして臨んでも、それを受講する側が、何の準備がされてなければ、いくら分かりやすく伝えてもそれは「馬の耳に念仏」でしょう。
つまり、セミナーしかり、コンサルしかり、講師側の責任は大きいですが、参加する受講者の責任も同じように大きいと感じています。
それがいわゆる「受け取る力」です。
講師といえども人間ですから、いくら分かりやすくといっても限界があります。それを察して、「それはこういう事かと」「積極的に理解してあげる力」。
それらがかみ合ったときのセミナー会場の一体感は、とても心地よく、一つの事が二つにも三つにも付加価値が高まったように感じます。
・・・・まぁ、基本的に講師側の責任が第一だとは思いますが(笑)
そんなこんなで、まだまだ暑い日が続きますが、みなさま是非ご自愛くださいませ。
では、また!
その伝える力で、今一番のオーソリティーは、なんといっても池上さんでしょう。
「伝える力」の著者であり、元NHKの子供ニュースのキャスターですね。
最近は民放でも、そういう時事ニュースのキャスターをされているとか。。。
*私は、1、2度見たことはあるのですが・・・(苦笑)
で、その分かりやすく伝える力、もしくはスキルの本質とは何か。
一つ目に、それらニュースの表の意味と裏の意味を両方理解しておくという事が大事でしょう。表面的な言葉だけで理解しても、その核になる事象の理解なくして、分かりやすく伝えることはできませんから。
二つ目には、相手がなにを聞きたいのかを、あらかじめ推測し、それらに対する説明の準備ができていることでしょうね。それは、簡単にいえば相手の立場に立って、伝えるべき事を組み立てるともいえるでしょうか。それは、質疑応答の準備にもなりますから。
三つ目に、内容もさる事ながら、伝えるときの態度や物腰なども、ある意味では重要な要素だと思います。きちんとした態度で、真摯に説明する事を怠らなければ、ほとんどの場合、相手にきちんと伝わりますね。
だいたいこの辺が、伝える側としての準備とスキルの要諦になるのではないかと思っています。
・・・
ところで、伝える力は我々にとって重要なスキルであることは間違いありませんが、最近はそれにもう一つの柱があるような気がしてなりません。
それは・・・・
「受け取る力」とでも言いましょうか。
発言者が、一所懸命工夫と準備をして臨んでも、それを受講する側が、何の準備がされてなければ、いくら分かりやすく伝えてもそれは「馬の耳に念仏」でしょう。
つまり、セミナーしかり、コンサルしかり、講師側の責任は大きいですが、参加する受講者の責任も同じように大きいと感じています。
それがいわゆる「受け取る力」です。
講師といえども人間ですから、いくら分かりやすくといっても限界があります。それを察して、「それはこういう事かと」「積極的に理解してあげる力」。
それらがかみ合ったときのセミナー会場の一体感は、とても心地よく、一つの事が二つにも三つにも付加価値が高まったように感じます。
・・・・まぁ、基本的に講師側の責任が第一だとは思いますが(笑)
そんなこんなで、まだまだ暑い日が続きますが、みなさま是非ご自愛くださいませ。
では、また!
by kuwahara_TRIZ
| 2010-07-27 18:56
| 仕事のやり方