2005年 10月 05日
新幹線の自動点検 |
今日は、名古屋から福島へ移動です。
東京で駅弁とビールを買って、それを楽しみながら来ました。
結構、駅弁って便利なんですよ。時間の有効活用という意味でね。着いた先でわざわざ食べるところを探さなくてもいいし。
でも、新幹線の効果は絶大ですよねぇ。それなりの時間で着きましたよ。
それにしても、なんとなく昨日からの雨で少し涼しくなったように感じますが。
え?熊本と福島では比べられない? そりゃそうかも・・・(笑)
さて、今日はその新幹線についての話です。
東海道新幹線や山陽新幹線では着工から結構時間がたったので、たまにトンネルの崩落事故などがありますね。*本当はあってはならないことなんですが・・・。
当然ながら、事故にならないように定期的に点検されているのですが、それは基本的に目視によるのだそうです。
人間があんな暗い中を「見た」だけで、本当に安全かどうかを判断できるのか?は、少し疑問な点がありますね(苦笑)
で、これを自動化できないかと考えた人がいるのです。
その仕組みは、新幹線がトンネル内を走行するときに発生する振動と音をセンシング(モニタリング?)して、これまでと差が無いかを判断するのだそうです。
すでに、特許申請してますのであしからず。
でも、これってすごくな~ぃ?
「点検」って、通常オフライン(装置などを停止してという意味)で行うものだという先入観(TRIZでは心理的惰性)があります。
だから、定期点検は一定の間隔で装置を止めて検査するわけなのですが、このアイデアは、新幹線を止める必要がない!!
しかも、「常に」点検しているようなものですしね!!
更には、新幹線の運行という「すでに存在するリソース」で、精度高く点検することが実現できるわけですから。
現在、制約条件と思われているものが、実は単なる思い込みだったりする場合も結構有ると思います。
技術開発でも、往々にしてそれがあるような気がしています。
TRIZの本質は、「心理的惰性の排除」です。
「制約だから仕方ない・・」と考えるのではなく、「これを何とかうまく利用できないか?」と考えることが良いアイデアに結びつくかもしれませんね。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
ご意見や感想などありましたら、コメントをいただけるとうれしいです!
必ずご返事は差し上げます。
また明日も読みたいと思ったら是非クリックをお願いします!
東京で駅弁とビールを買って、それを楽しみながら来ました。
結構、駅弁って便利なんですよ。時間の有効活用という意味でね。着いた先でわざわざ食べるところを探さなくてもいいし。
でも、新幹線の効果は絶大ですよねぇ。それなりの時間で着きましたよ。
それにしても、なんとなく昨日からの雨で少し涼しくなったように感じますが。
え?熊本と福島では比べられない? そりゃそうかも・・・(笑)
さて、今日はその新幹線についての話です。
東海道新幹線や山陽新幹線では着工から結構時間がたったので、たまにトンネルの崩落事故などがありますね。*本当はあってはならないことなんですが・・・。
当然ながら、事故にならないように定期的に点検されているのですが、それは基本的に目視によるのだそうです。
人間があんな暗い中を「見た」だけで、本当に安全かどうかを判断できるのか?は、少し疑問な点がありますね(苦笑)
で、これを自動化できないかと考えた人がいるのです。
その仕組みは、新幹線がトンネル内を走行するときに発生する振動と音をセンシング(モニタリング?)して、これまでと差が無いかを判断するのだそうです。
すでに、特許申請してますのであしからず。
でも、これってすごくな~ぃ?
「点検」って、通常オフライン(装置などを停止してという意味)で行うものだという先入観(TRIZでは心理的惰性)があります。
だから、定期点検は一定の間隔で装置を止めて検査するわけなのですが、このアイデアは、新幹線を止める必要がない!!
しかも、「常に」点検しているようなものですしね!!
更には、新幹線の運行という「すでに存在するリソース」で、精度高く点検することが実現できるわけですから。
現在、制約条件と思われているものが、実は単なる思い込みだったりする場合も結構有ると思います。
技術開発でも、往々にしてそれがあるような気がしています。
TRIZの本質は、「心理的惰性の排除」です。
「制約だから仕方ない・・」と考えるのではなく、「これを何とかうまく利用できないか?」と考えることが良いアイデアに結びつくかもしれませんね。
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by kuwahara_TRIZ
| 2005-10-05 23:41
| TRIZ